山鉾巡行

なんと1年近くご無沙汰になってしまっているではないか?
我ながら、反省!

今日は、京都3大祭りの1つ
祇園祭 山鉾巡行の日
朝早くから、沿道で席を取って待っている人が多い中
KBS京都ではライブ中継があるので、お部屋で見学

祇園祭は、伝統のある行事の1つで、それなりの意味があるのですが・・・

まず、7月1日から7月31日まで1ヶ月間あるって皆さん知らないのですよね。
どこの祭りでもそうなのでしょうが、クローズアップされるのは一部だけでしょうね。

山鉾は別名動く美術館って言われていて、昔からの装飾品が数多くあって
左甚五郎作の・・・丸山応挙作の・・・など話されて解説を聞くだけでもえぇ〜って感じです。

今年は初めて山鉾の重さを計ってみたそうで、1.2トンもあったそうですよ。

これを人力だけで動かすのだから、すごいですよね。

それと、この時期いただく「ちまき」は食べものではなくって玄関に飾っておくものなのです。

ヤマトタケルのみこが、一夜の宿を求めた時に「蘇民将来」という貧しいが心美しい人が心からのもてなしをしてくれたお礼に、「蘇民将来」の子子孫孫まで疫病にはかからないようにしてもらったという故事にちなんで
粽には「蘇民将来子孫也」というお札が付いていて、私たちは蘇民将来の子孫だよっていう意味の疫病よけなのです。
毎年、この粽を掛け替えて、次の年の節分に神社に返すのです。
この粽も、鉾町ごとに飾りが違って、楽しいものです。

毎年、昔のままのところと、新しく変わっていくところがあって、いまだに生きているお祭りです。

近年は、鉾町の小中学校でも、その日は課外学習ということで祇園祭に子供が参加できるようになり、有意義な方向へ教育も変わってきたようです。これこそ生きた学習ですよね。